日本気象協会は7日、来春のスギやヒノキなどの花粉の飛散予測を発表した。
東京都で過去10年の最高値を記録するなど、飛散量が多かった今春と比較すると、全国的に来春の飛散量は30~70%にとどまり、例年並みの地域が多いという。
東北地方の太平洋岸では、飛散量は今春より少なくなる。しかし、2011年までの10年間を平均した「例年値」よりは多く、宮城県では例年値の150~200%の飛散量を予測した。
今夏の気温が高く降水量が少なかったため、雄花の量が多くなっていることが影響しているという。関東はおおむね例年並み。今夏の降水量が多かった九州や四国では、飛散量は例年値に比べ、少なくなる見通しだ。
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/bizskills/healthcare/20111207-567-OYT1T00916.html