東日本大震災によって親戚の家や避難所など避難先での生活を余儀なくされている人は、およそ1万8400人で、仮設住宅などで生活している人は31万4000人となっています。
内閣府が今月1日現在でまとめたところによりますと、地震や津波、それに東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響で自宅に住めなくなり、避難先での生活を余儀なくされている人は、合わせて1万8436人で、前回、先月17日現在のまとめに比べて355人少なくなりました。避難先別では、親戚や知人の家が1万7238人、学校や公民館などの避難所が704人で、旅館やホテルが494人となっています。一方、仮設住宅や公営住宅、民間の賃貸住宅、それに病院などで生活している人は前回の調査より4143人増えて31万4255人となり、このうち岩手と宮城、福島の3県では合わせて26万566人に達しています。また、東北の3つの県からほかの都道府県に避難している人は、福島県からが5万9464人で前回の調査より862人増えたほか、宮城県からが48人増えて8603人、岩手県からが74人増えて1536人となっています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111207/t10014468881000.html