気象庁は10日、太平洋赤道域の海面水温が基準値より0.5度以上低くなるラニーニャ現象が発生したと発表した。今冬か春ごろまで続くとみられる。天候への影響はまだはっきりしないが、一般的にラニーニャ現象が発生すると日本周辺は寒くなる傾向がある。
ラニーニャ現象は今春に終息したばかりで、同じ年に再び発生するのは、1949年の観測開始以来初めて。気象庁によると、11月は高温傾向が続いているが、12月以降は次第に冬らしくなるという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111110-00000065-mai-soci