敬老の日の19日、長岡市四郎丸1の四郎丸小学校体育館で、同市で初めて手話と要約筆記を取り入れた敬老会が開かれ、約300人が出席した。
四郎丸コミュニティ協議会の主催。四郎丸地区は75歳以上が約1450人で、小学校区としては市内最多。100歳以上も5人いる。今年は、耳が聞こえない人など一人でも多くの高齢者が参加し、楽しんでもらえるよう、あいさつや歌詞を手話で通訳したり、映写機で文字に表した。
冒頭に長岡市歌を合唱したほか、東部第2保育園の5歳児が合唱を、地域サークルが民謡を披露した。初めて参加した土田トミさん(90)は「みんなと会えるのはうれしい。四郎丸小出身なので、子どもたちを見ると昔を懐かしく感じる」と話した。
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