学びと交流の拠点「まちなかキャンパス長岡」(通称まちキャン)が3日、長岡市大手通の再開発ビル「フェニックス大手イースト」にオープンする。楽しい講座から本格的な連続講座まで多様な学ぶ機会を設けるほか、会議や踊り、料理などさまざまなグループが利用できる12施設を貸し出す。
特徴はオープンスペースで行われる「まちなかカフェ」と、長岡造形大学など3大学と長岡工業高専がプロデュースする「まちなか大学」。
まちなかカフェは多彩なゲスト(講師)を招いて単発、短時間で学びの楽しさを味わう講座を月に1~2回実施する。今年度は食通など8ジャンルで37講座。受講料500円程度で、コーヒーを飲みながらゲストの話を楽しめる。まちなか大学は平成22年度で終了した「ながおか市民大学」を継承発展させ、ひとづくり▽ものづくり▽まちづくり-の3学科で、各3~8回の6つの連続講座が行われる。
このほか、少人数のゼミ形式で行う「まちなか大学院」、行政に政策を提言する「まちづくり市民研究所」を創設する。
貸し出し施設は定員10~80人の会議室やスタジオなどと展示ギャラリー。営利を目的としない市民は無料で利用できる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110902-00000023-san-l15