放射性物質を含んだ稲わらを餌にした牛の流通問題で、県食の安全対策室は22日、新たに3頭372・49キロ分の流通を発表した。これで17市町の26事業者で14頭571・79キロ分の流通を確認した。
新潟県出荷の1頭362・4キロを坂東市の卸売業者が、静岡県出荷の1頭4・7キロを土浦市の卸売業者が仕入れ、一部は土浦や水戸、つくばの小売店で販売。福島県浅川町産の1頭5・39キロを飲食店4店が仕入れ、うち境町の飲食店が客に提供した。この牛肉は東京都の調査で、放射性セシウムが1キロ当たり1265ベクレルと国の規制値(同500ベクレル)を超えていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110723-00000080-san-l08