土用の丑(うし)の日の21日、夏を乗り切るスタミナをつけようと多くの人がウナギのかば焼きを買い求めた。北区の天満屋岡山店の食品売り場では約2000食を用意。開店から買い物客でにぎわった。
ウナギは漁獲量の減少から値上がりが続いている。かば焼きの実演販売をする「うな聖」では、需要増による価格高騰を避けるため、5月にまとめて仕入れたという。
天満屋によると、今年は節電のため冷房を控え、夏バテ対策にウナギを奮発する人が多い。国産ウナギを買い求めた北区玉柏の無職、太田多恵子さん(67)は「家族で食べます。夏は暑いけど、元気でがんばらんといけんから」と笑顔で話した。【五十嵐朋子】
7月22日朝刊
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