福島県いわき市の「アクアマリンふくしま」です。こちらでは大震災で飼育していたおよそ20万匹の魚が死んだほか、トドやカワウソなど200匹を全国の水族館に避難させながら懸命な復旧作業が行われてきました。
15日は午前9時から再オープンの記念式典が行われ、今年の4月に避難先の鴨川シーワールドで生まれたゴマフあざらしの名前が、復興にちなみまして「きぼう」と命名されました。そして午前10時、待ち望んでいた観光客が次々と入館しました。
「魚少ないけど見れて良かった」(訪れた人)
「通るたびに子どもがアクアマリンに来たいと言っていたので来れて良かった」(訪れた人)
震災前と比べまして若干展示数は少ないんですが、潮目の大水槽など全ての施設で復旧作業を終えていまして、「アクアマリンふくしま」では無休で営業を続けて、東北の復興のシンボルにしたいと話していました。(15日11:44)
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20110715-00000031-jnn-soci