子供たちにリンゴをもっと食べてもらおうという食育授業が、鳥取県米子市のかいけ幼稚園で行われた。リンゴの消費量が減少傾向にあることから、青森県弘前市の「弘果りんご買参人共進会青年部」が昨年始めた取り組み。11人が同幼稚園を訪れ、リンゴのおいしい食べ方などを紹介した。
今回の出前授業は、同共進会と取り引きがある米子市の卸売業者の仲立ちで実現した。授業では青年部のメンバーらが、年長組の約80人に「りんごちゃんと仲間たち」と題した手作りの紙芝居を披露。弱ったリンゴの木を再生させ、果実を実らせていくストーリーに大きな拍手が上がった。
メンバーらは青森産のリンゴも持ち込み、ふじと王林合わせて480個を園児らにプレゼント。園児らは品種の違いを説明してもらい、本場の味を楽しんだ。
●田知子園長は「リンゴは給食でも出すが、食べられない子もいる。今後も積極的に食育に取り組みたい」と話していた。
●=頼のおおがいが刀の下に貝
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110628-00000012-san-l31