福島県は21日、子どもの放射線対策として、福島市と共同で同市内の3小学校で校舎や校庭、通学路を含めた大規模な洗浄作業を試験的に行うと発表した。
市中心部と住宅地、郊外にある3校を選んだ。25日から1週間、文部科学省や福島大学などの協力を得て実施する。
校舎の壁面や校庭など、1校につき敷地内約120か所で放射線量を測定するほか、周辺通学路の放射線量測定も行う。さらに校舎の壁面や1小学校につき計約2キロの通学路を洗浄する。
洗浄後、再び放射線量を測定して効果を検証。効果が出れば、洗浄作業のマニュアルを作成し、必要に応じて他の小学校でも実施していく方針。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110621-00000623-yom-soci