「どうなってっぺ相双」独自取材スタッフ陣による南相馬市線量測定レポートをお送ります。
★日時
5月28日
★ルート
長岡→新潟→会津→郡山付近→福島→仙台→相馬→南相馬→飯舘村(折り返し)
※ 時系列に乗って書いています。
※ なお、往復18時間1000kmにも及ぶ弾丸ツアーに運転手としてNPO法人UNEで活躍している太田益慈さんに同行していただきました。
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◆レポート:1
長岡市から一路、関越自動車道を北上、新潟市より磐越自動車道にて、太平洋側へ
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◆レポート:2
会津付近の車中より測定器を外に出して測定
測定値1.52μSv/h
トンネルを抜けて会津盆地に入るとすぐさま1マイクロシーベルトを超えました。
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◆レポート:3
郡山付近、安達太良P.A.にて放射線量が高いと見られる草地を測定
測定値3.37μSv/h
草地ではない路上1mのところで計測すると「1.65μSv/h」を記録しました。
P.A.の様子
高い測定値が出た草むらでは、ワンちゃん達が飛び跳ね、子供たちも走り回っていました。また、P.A.全体としてもどことも変わらない様子で、休日を楽しんでいる雰囲気でした。
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◆レポート:4
福島市付近の車中です。
測定値2.58μSv/h
会津→郡山→福島までの高速道路上は車中から測定器を外に出して測ったところ「1.00~4.00μSv/h」を記録し続けました。
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◆レポート:5
国見P.A. 草地で地面から5cmのところで測定したところ[1.84μSv/h]でした。
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◆レポート:6
鹿島駅前で長岡市から今月の25日に南相馬に帰られた宍戸さんと再会し、街の案内役になってもらいました。
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◆レポート:7
鹿島駅前で南相馬の方とお話しする機会がありました。
その中で特に印象的だったのは、すでに生活すべてに放射線と共にいることで麻痺している様子でした。つまり、危機感がなく、仕方ないねぇ。という声が聞かれました。また、南相馬に帰って来られたばかりの宍戸さんはこの状況に戸惑いを感じ、これではいけないとおっしゃてられました。
駅前の宍戸さんと
宍戸さん
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◆レポート:8
宍戸さんの計らいで鹿島区の避難所に訪れました。
避難所の中
避難所の中での測定値は「0.254μSv/h」でした。
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◆レポート:9
飯舘村に向かう途中の八木沢峠の登り口付近で南相馬市民情報班のお宅を訪れました。フライデーにお名前が出ていた中野さんのお宅です。近所に非常に線量が高いところがあるということで測定させていただきました。
100μSv/h以上
つまり、私達の持ち込んだ100uSv/hまでしか測れない線量計では測れないような値で、メーターを振りきってしまいました。その周辺地域の木々草花は、不自然に葉先が黄金色に色づいていたていまいした。
木々:1
木々:2
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◆レポート:10