天皇皇后両陛下は30日、皇室とゆかりの深い社会福祉法人「済生会」の創立100周年記念式典に出席し、東日本大震災における医療活動をねぎらわれた。
済生会は、明治天皇が資金を援助して設立され、全国でおよそ370の医療・福祉施設を運営している。
天皇陛下は式典で、済生会が東日本大震災で行った医療活動をねぎらわれた。
天皇陛下は「私どもは、いくつかの地域で被災者を見舞う機会を持ちましたが、その折、少なからぬ被災者から、救援の人々に支えられていることに対する深い感謝の気持ちを告げられました」と述べられた。
式典には、菅首相や衆参両院議長らも出席し、大震災での医療活動をたたえた。
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