◇ボール、文具など
長岡市の姉妹都市ドイツ西部トリアー市の友好大使ヨハン・アウバートさん(71)が23日、福島県からの避難児童12人が在籍する長岡市立宮内小学校を訪れ、サッカーボールや文房具などを贈った。
96年から友好大使を務めるアウバートさんは東日本大震災の影響で同市に多くの児童が身を寄せていることを知り、トリアー市で義援金を集めた。地元ではケーキや飲み物を売って募金した子どもたちもいたという。
集まった義援金200万円を元に物品を購入。ポロシャツやタオルにはドイツ語で「私たちは友だちです」と刺しゅうが入っている。贈り物が詰まったリュックサックを背負った子どもたちは大喜び。同県富岡町から避難している小1の女児(7)は「うれしい。大切に使います」と元気に答えた。アウバートさんは「仲良く助け合っていい時間を過ごしてほしい」と話していた。
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