野生繁殖を目指して佐渡島(新潟県佐渡市)で放鳥された国の特別天然記念物トキについて、環境省は18日、ペア1組(4歳雄と2歳雌)が17日夕方から、卵を温める「抱卵」行動に入ったと発表した。
現在、島内で抱卵を続けているペアはこれで3組になった。
同省によると、新たな抱卵ペアは5月2日頃から営巣。7日には営巣木の下で、卵の殻1個分が回収されていた。17日午後4時半頃からは、親鳥が巣の上にしゃがみ込む姿が観察されているという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110518-00000566-yom-sci