牛丼チェーンの「すき家」を展開するゼンショーが13日発表した2011年3月期連結決算の売上高は前年同期比11・0%増の3707億円となり、日本マクドナルドホールディングス、すかいらーくの直近の連結売上高を抜き、国内の外食チェーンで初めて売上高トップとなった。
ゼンショーは1982年創業で、最近は7年連続で年100店超を出店しているほか、05年に牛丼チェーンの「なか卯」を傘下に収めるなど企業の合併・買収(M&A)にも積極的で、事業を急拡大している。傘下にはファミリーレストラン「ココス」やハンバーグ・ステーキレストラン「ビッグボーイ」なども持つ。
ただ、フランチャイズ店を含めた全店売上高では、日本マクドナルドは10年12月期で5427億円と、9割以上が直営店のゼンショーを上回っている。日本マクドナルドの10年12月期の連結売上高は前年比10・6%減の3237億円、すかいらーくの10年12月期は同3・6%減の3431億円だった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110514-00000032-yom-bus_all