政府の東日本大震災復興構想会議の検討部会専門委員に就任する長岡市の森民夫市長が12日記者会見し、「中越、中越沖地震で全国から受けた支援への恩返しとして、全力で取り組む」と抱負を語った。
森市長は国と県の仕切りによる復興ではなく、市町村との役割分担の重要性を指摘して、「復興に向け、住民や企業の持つ自助、共助のパワーは大きい。それを引き出すことができるのは市町村長。被災経験を生かし、市町村長の果たす役割が大事だという切り口で参加したい」と強調した。
全国市長会会長として被災地の市長と情報交換をしており、「被災地の情報を伝え、国が決めるのを待つのではなく、方向性が見えたときは先取りして進める役割も果たしたい」と意気込みを語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110413-00000041-san-l15