長岡市の大花火大会を題材にした映画「この空の花-長岡花火物語」を製作する大林宣彦監督(73)が、森民夫長岡市長に台本の完成を報告した。
大林監督によると、物語は終戦間際の長岡空襲(1945年8月1日)を基にしているが、背景に東日本大震災も取り入れたという。大林監督は「映画を通して、未来を信じ、人を信じる力を思い出してほしい」と語った。出演者は5月には決定する予定。完成は12年2月ごろの見通し。
一方、大林監督の過去の作品の上映会が17日、長岡市立劇場大ホールで開催される。映画は「ふたり」(91年)と「なごり雪」(02年)で、大林監督のトークもある。上映会の問い合わせは市民映画館をつくる会(0258・33・1231)。【岡村昌彦】
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