フィッシング対策協議会は3月14日、日本への義援金を騙(かた)るフィッシングサイトが発見されたとして注意を呼びかけた。
3月11日に発生した「東北地方太平洋沖地震」の復興支援を願った募金活動が各所で始まっているが、この善意を悪用し、個人情報を盗み取ろうとするフィッシングサイトが確認されたという。同協議会ではJPCERT/CCを通じてフィッシングサイト閉鎖のための調査を依頼中だ。
同協議会では、義援金・寄付金は信頼できる企業/サイトを選んで行うよう注意を喚起するともに、もし類似のフィッシングサイトを発見した場合、フィッシング対策協議会 (info@antiphishing.jp)に連絡するよう呼びかけている。
なおこれとは別に総務省は、東北地方太平洋沖地震に関連するチェーンメールが出回っていることに注意を呼びかけている。チェーンメールや電子掲示板、ミニブログ(Twitter)などで誤った情報が流れているが、報道や行政機関などのWebサイトなど、信頼できる情報源で真偽を確かめるよう推奨。チェーンメールに惑わされないように、また善意から送られたものであってもチェーンメールを受け取ったら転送しないよう呼びかけている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110314-00000005-zdn_ait-sci