枝野幸男官房長官は16日午後の記者会見で、文部科学省が福島第1原発から約20キロ離れた福島県浪江町で実施した調査で高濃度の放射線量が測定されたことについて「直ちに人体に影響を及ぼすような数値ではない。365日24時間、屋外にいたら問題が出るかもしれないレベルだ」と述べた。
調査では、1時間当たり最大330マイクロシーベルトの放射線量を観測。これは平常時の約6600倍に相当し、住民の間で不安が広がっているが、枝野長官は、原子力安全・保安院の見解では問題ない数値であることを強調した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110316-00000190-jij-pol