▽▲ ノロウイルスによる食中毒が多発しています ▲▽
ノロウイルスによる食中毒は、特に冬期間に多く発生する傾向がありますが、県内では、シーズンのノロウイルスによる食中毒がすでに6件(3月21日時点)発生しており、昨シーズンの同時期の2件を大きく上回っています。
ノロウイルスによる食中毒は春先にかけても発生していることから、今後も以下の4点を継続し、食中毒を予防しましょう。
(1) ノロウイルスを持ち込まない
おう吐や下痢、腹痛などの胃腸炎症状があるときは、調理など直接食品に触れる作業は避けましょう。
調理室内にノロウイルスを持ち込まないことが大切です。
(2) ノロウイルスを拡げない
ノロウイルス患者のおう吐物の中には大量のウイルスが含まれています。
ウイルスの飛散を防ぐため、おう吐物は慎重に処理しましょう。
(3) ノロウイルスをつけない
食事の前やトイレの後など、適切なタイミングで手を洗い、ノロウイルスを洗い流しましょう。
手洗いは2度洗いが効果的です。適宜、使い捨て手袋も使用しましょう。
(4) ノロウイルスをやっつける
食品は中心部まで85℃~90℃で90秒間以上加熱しましょう。
特に、カキなどの二枚貝は、ノロウイルスを体内に取り込む性質があるので、しっかり加熱しましょう。
○ 令和6年食中毒発生状況(暫定版)はこちら
http://www.fureaikan.net/syokuinfo/01consumer/con02/con02_04/con02_04_03_36.html