▽▲ 夏野菜をおいしく安全に食べましょう ▲▽
夏はユウガオ(かんぴょうの原料)をはじめとするウリ科の野菜が旬を迎える時期です。
ウリ科の野菜は、ごくまれに苦み成分の一つであるククルビタシン類を多く含むことがあります。ククルビタシン類を多く含む野菜を食べると、下痢、嘔吐などの症状が現れることがあり、過去にはウリ科の野菜を食べたことによる食中毒事故も報告されています。
ウリ科の野菜はユウガオのほかにも、キュウリやズッキーニなどがあり、これらの野菜も強い苦みを感じる場合には、ククルビタシン類を多く含んでいる可能性がありますので注意が必要です。
ククルビタシン類は加熱しても分解されないので、ウリ科の野菜を味見した際に、強い苦みを感じた場合には食べないようにしましょう。
◎厚生労働省ホームページ「自然毒のリスクプロファイル:ユウガオ」