「ヘルパンギーナ」が過去10年間の最多を更新 3週連続 1医療機関あたり7.32人「警報レベル」に 都道府県別では宮城県が最多
子どもがかかりやすい代表的な夏かぜのひとつ、「ヘルパンギーナ」の患者数が、3週連続で過去10年間の最多を更新したことが分かりました。
「ヘルパンギーナ」は4歳くらいまでの乳幼児がかかりやすいウイルス性の感染症で、38度以上の発熱や、口の中に水ぶくれなどの症状が出るとされています。
国立感染症研究所によりますと、全国およそ3000の小児科の医療機関で、今月9日までの1週間にヘルパンギーナと診断された患者の数は2万2980人でした。1医療機関あたりの患者数は7.32人で、警報レベルとされる「6」を上回りました。3週連続で過去10年間の最多を更新しています。
都道府県別では宮城県が1医療機関あたり23.2人で最も多くなりました。