保険金で住宅修理ができると勧誘する事業者に注意!
「台風による家屋の被害調査をしている」と電話があり来訪を了承した。事業者がドローンで屋根などの点検を行った後、写真を見せられ「屋根瓦に割れている箇所がある。損害保険の保険金で修繕できる。当社が保険金の申請をサポートする」と説明されたため、その場で保険金申請代行の契約をした。その後、契約書をよく読むと「損害保険金支給額の35%を手数料として支払うことと記載があった。冷静に考えると保険会社への申請は自分でできる。クーリング・オフしたい。(70歳代)
●「保険金を使って自己負担なく住宅修理ができる。申請をサポートする」
などと勧誘され、高額な手数料や、修理をキャンセルした場合の違約金を
請求されるケースがみられます。
●勧誘されてもすぐに契約せず、保険会社への申請手続に不安がある場合
は、まずは保険会社や保険代理店に相談して、アドバイスを求めることが
大切です。
●損害保険は自然災害などによる損害を対象としており、経年劣化による
損害は対象外です。うその理由で申請するよう勧められても、決して応じ
ないようにしましょう。
●契約してしまった場合でも、クーリング・オフができる場合があります。
困ったときは、早めにお住まいの自治体の消費生活センター等にご相談
ください(消費者ホットライン 188)