インフル、注意報レベルに=3年ぶり、大流行の恐れも―厚労省
厚生労働省は3日、1医療機関当たりのインフルエンザ患者数が1月29日までの1週間で全国平均10.36人になったと発表した。4週間以内に大流行が起きる可能性を示す注意報レベル(10人)を3年ぶりに超えた。
厚労省は、全国約5000の医療機関から定点報告を受けている。1機関当たりの患者数を都道府県ごとにみると、最多は沖縄(41.23人)で、福井(25.38人)、大阪(24.34人)、福岡(21.70人)などと続いた。国立感染症研究所によると、1週間の受診患者数は全国で推計約30万1000人となり、前週より約1万4000人増えた。