▽▲新潟県の食中毒発生状況(令和3年)をお知らせします▲▽
令和3年1月から12月までの期間に、新潟県内で発生報告のあった食中毒の状況がまとまりましたので、お知らせします。
発生件数は8件で患者数は64人であり、病因物質別では、次のとおりでした。
( )内は患者数
・寄生虫「アニサキス」による食中毒 4件(4人)
・黄色ブドウ球菌による食中毒 1件(25人)
・ノロウイルスによる食中毒 1件(20人)
・カンピロバクターによる食中毒 1件(12人)
・フグによる食中毒 1件(3人)
なお、例年発生している毒きのこによる食中毒は発生報告がなく、統計の残る昭和57年以降、初めてのことでした。
県では、ノロウイルス、カンピロバクター、腸管出血性大腸菌、毒きのこの各食中毒について、食中毒予防強化期間を設定しており、引き続き重点的な予防啓発を実施していきます。
なお、今の季節はノロウイルスによる食中毒に注意を要する時期で、11月から3月までを「ノロウイルス食中毒予防強化月間」としており、県民の皆さま、食品営業者の皆さんに対し、特に注意を呼びかけています。
食中毒の年別発生状況の詳細や予防方法は、県ホームページ「食の安全インフォメーション」でご覧になることができますので、ご活用ください。
○ にいがた食の安全インフォメーション/年別食中毒発生状況はこちら
○ にいがた食の安全インフォメーション/ノロウイルスによる感染性胃腸炎
・食中毒情報はこちら
○ 「ノロウイルス情報」はこちら