「コロナうつ」… 厚労省が来月にも実態調査へ
新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛などの影響で精神面に不調をきたすいわゆる「コロナうつ」について、厚生労働省が来月にも実態調査をすることが分かりました。
厚労省によりますと、調査は性別や年齢を問わず1万人を対象にインターネット上で実施されます。外出の自粛や一斉休校などの影響で生活が変化し、ストレスを抱えている人の増加が懸念されることから、アンケート形式で精神状態やストレスの対処法を尋ねて実態を把握するということです。全国の精神保健福祉センターに寄せられた新型コロナウイルス関連の悩み相談は、4月は4946件で5月は4761件でした。調査結果は今後の相談対応などに生かされる予定で、厚労省は自殺や体調の悪化につながらないようにしたいとしています。