新潟地方気象台によると、新潟県では、8日は土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意・警戒が必要です。
[要因]
梅雨前線が東シナ海から九州を通って東北地方にのびています。前線は、9日にかけて西日本から東北地方にほぼ停滞する見込みです。
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、新潟県では大気の状態が不安定となり、前線活動の活発な状態が続く見込みです。
[雨の実況]
7月6日0時から8日5時までの総降水量(アメダスによる速報値)は、多い所で、
村上市三面 135.0ミリ
村上市高根 130.5ミリ
新潟 127.5ミリ
村上 125.0ミリ
佐渡市秋津 118.0ミリ
新潟市松浜 114.0ミリ
佐渡市相川 112.0ミリ
粟島 110.5ミリ
となっています。
[雨の予想]
新潟県では、8日昼過ぎにかけて雷を伴って1時間に40ミリの激しい雨が降る見込みです。その後、9日にかけても断続的に雨が降り続く見込みです。
8日6時から9日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
下越 80ミリ
中越 80ミリ
上越 80ミリ
佐渡 50ミリ
その後、9日6時から10日6時までに予想される24時間降水量は、新潟県の多い所で、およそ50ミリの見込みです。
[防災事項]
新潟県では、8日は土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意・警戒が必要です。また、落雷や突風にも注意してください。
[特記事項]
今後発表される警報、注意報、気象情報等に留意してください。