ヒアリ「定着阻止に全力」 水際対策強化、閣僚会議
強毒を持つ特定外来生物ヒアリの女王アリ50匹以上が東京港で見つかったことを受け、政府は21日、首相官邸で関係閣僚会議を開いた。菅義偉官房長官は「これまでとは次元の異なる事態。政府一丸となって定着阻止に取り組む」と述べた。環境省によると、7日にヒアリの集団が見つかった東京港青海ふ頭周辺の公園や緑地に、ヒアリが好む餌を設置して生息の有無を確認。ヒアリが定着している国と定期航路がある全国65港湾でも水際対策を強化する。
これまでの調査で、青海ふ頭からは、働きアリ約750匹や女王アリ50匹以上が見つかっている。繁殖のため一部の女王アリが飛び立った可能性が高い。
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2019102101001440.html