家畜の伝染病が発生したことを想定して17日、新潟県長岡市で防疫対応訓練が行われた。
この訓練は渡り鳥が飛来し、家畜の伝染病のリスクが高まるこの時期に毎年行われている。
17日は県や市町村職員、畜産関係者など約250名が参加した。
去年までの訓練では鳥インフルエンザに特化した内容だったが、去年の秋以降、国内で豚コレラの発生が相次いでいることから今回は豚コレラも想定して行われた。
17日は基地の設営や防護服の着方など初動対応の実践的な訓練が行われた。
訓練の参加者は「現場の農場に入る前にどれだけの準備とか消毒が必要なのか具体的によく分かった」と話した。
今回の訓練は県の地域振興局ごとの研修などに生かされる。
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