厚生労働省は13日、乳幼児がかかりやすいロタウイルス胃腸炎の予防ワクチンを早ければ2020年度中にも、予防接種法に基づき公費で賄う定期接種とすることを決めた。同日の専門部会で了承された。時期や回数などは今後議論する。
ロタウイルス胃腸炎は、下痢や 嘔吐おうと 、発熱などの症状が出る。感染力が強く、5歳までにほとんどの子どもが感染する。重症化すると、脱水症状で点滴や入院が必要になる場合もある。国内には現在、2種類のワクチンがあり、個人で負担する任意接種となっている。
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