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黄色ブドウ球菌による食中毒発生

黄色ブドウ球菌による食中毒が発生しました。

[情報元:新潟県生活衛生課]

患者数:26人
原因施設:臨時飲食店(上越市)
原因食品:鯛塩焼きおにぎり(鯛のだしで炊いたご飯を成形したものに、鯛の切り身の塩焼を載せたもの)、フグおにぎり(フグの入った炊き込みご飯を成形したもの)

【黄色ブドウ球菌】
■特長
・環境に広く分布しています。また、人の鼻、咽頭、腸管、化膿傷等に分布しており、くしゃみや手指を介して食品を汚染することがあります。
・この菌は食品中で増殖する際、エンテロトキシンという毒素を産生します。この毒素は、熱に強く、通常の調理では分解されません。

■症状
・吐き気、嘔吐、腹痛、下痢
・潜伏期間は1~5時間(平均約3時間)
・1日~3日で回復

■原因となりやすい食品
・おにぎり、弁当等が多い。
・食品取扱者が保菌している黄色ブドウ球菌が食品を汚染し、増殖して食中毒を起こすことが多い。

■予防のポイント
調理済み食品に触れる前は、手指を洗浄消毒する。手指に化膿傷があるときは、直接食品に触れない。必要に応じて清潔な使い捨て手袋を着用する。(菌をつけないため)
マスクや帽子を着用する。(咳やくしゃみ等からの汚染を防止するため)
調理済み食品は、室温に長時間放置しない。(菌をふやさないため)
食べる直前に加熱するだけでは、予防できない。(生成された毒素は通常の加熱調理では分解されないため)

■県内の発生状況
平成21年に1件(患者数22人)、平成22年に1件(患者数30人)、平成30年に1件(患者数3人)の発生がありました。

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