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[赤ちゃんの痙攣]治まった直後&落ち着いてからのケアで知っておきたいこと5つ

けいれんを起こした赤ちゃんがようやく治まった…。ホッとひと安心ですが、それからのおうちケアについても、正しい方法を理解しておくことが、万一のときの強い味方になります。今回は、けいれんが治まった直後にすべき3つのケアと、治まって落ち着いてから行いたい2つのケアについて、小児科医の山中龍宏先生に教えていただきました。
けいれんが治まったあと&落ち着いてからのケア★ポイントは5つ!
「けいれんが治まった直後は全身の様子を踏まえた対処が、落ち着いてからは赤ちゃんに負担をかけないようにかかわることが大切になります。具体的なケアのしかたを見ていきましょう」
けいれんが「治まった直後」のおうちケアは?
★ポイント1:けいれんが起こる前の状況を記録する
「けいれんが起こる前の状況は、診断に重要です。急に熱が上がった、かんしゃくを起こしたなど、状況を思い出して、記録しておいてください」

★ポイント2:赤ちゃんの様子を的確につかむ
「顔に赤みが出る、手足の突っ張りやかたさがなくなる、泣くなどの症状が見られたら意識が回復していると考えてOKです」

★ポイント3:意識が戻ったら検温する
「意識が戻ったら、体温を記録してください。その後、体が熱い場合は1時間おきに検温します。38度以上あったら、時間外でも受診を」
けいれんが治まって「落ち着いてから」のおうちケアは?
★ポイント4:けいれんを起こした日のおふろは控える
「その日の入浴はやめておいてください。また、数日間は、遠出など、体に負担がかかる行動は避けましょう」

★ポイント5:少しずつ水分補給をする
「湯冷ましや麦茶などを少量ずつ与えてください。おっぱいやミルクでもOKです」

けいれん中は、状態を把握しながらその時間を測って安全な場所に赤ちゃんを寝かせること。治まってからは、けいれん中の様子の記録や意識が回復しているかの確認。冷静な対処が求められますね。万一、起こってしまったとき、赤ちゃんを寝かせた場所によっては、時計が見えないことも。スマホのストップウォッチ機能などが使えるかどうか、一度確認しておくと安心かもしれません。(文・ひよこクラブ編集部)

■監修:緑園こどもクリニック 院長 山中龍宏先生
1974年東京大学医学部卒業。同小児科講師、焼津市立総合病院小児科科長、こどもの城小児保健部長を経て99年から現職。日本小児保健協会 傷害予防教育検討会委員長、NPO法人Safe Kids Japan代表など。 

■参考:たまひよブックス「いつでもどこでもHAPPY育児生活ガイドBOOK」(ベネッセコーポレーション刊)

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