製品評価技術基盤機構(NITE)は24日、スマートフォンやノートパソコンなどに使われるリチウムイオンバッテリーの発火事故が、5年間で2倍以上になったとして、注意点を呼び掛けた。
NITEによると、2018年3月までの5年間にバッテリーの発火は402件あった。13年度は46件だったが、17年度は121件に上った。18年度はこれを上回るペース。
NITEの担当者は注意点として(1)リコール対象か確認する(2)就寝中に体の近くで充電しない(3)衝撃を与えない(4)分解や改造をしない―ことを挙げている。
経済産業省は、うち「モバイルバッテリー」を規制対象とする。