根本厚生労働相は27日午前の閣議後の記者会見で、流行が続く風疹について、「(今年度第2次)補正予算での対応を含めて検討する」と述べ、対策を急ぐ考えを示した。風疹患者の3分の2を占める30~50歳代の男性を定期接種の対象に加える方向で検討している。定期接種になれば、患者負担は原則なくなる。
厚労省は風疹対策に関して、29日に厚生科学審議会の部会を開いて有識者の意見を聞く。その上で速やかに対策をまとめる方針だ。
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