長岡開府400年を記念して、企画展「徳川の栄華-徳川家、日光東照宮、牧野家ゆかりの名品-」の開場式が14日、県立歴史博物館(長岡市関原町)で開催された。国宝や重要文化財の展示を通じ、長岡に入封した牧野氏と徳川将軍家の関係を振り返る同展は15日に開幕し、11月4日まで3期に分けて計約160点が展示される。
開場式では、徳川宗家の徳川恒孝18代当主が「徳川時代が作った日本の基本を見ていただきたい」とあいさつした後、花角英世知事らがテープカットを行った。
同展では、牧野家、徳川家に加え、日光東照宮にゆかりのある貴重な文化財を展示。徳川宗家で平成29年に発見された銀印「経文緯武(けいぶんいぶ)」も本邦初公開される。
来賓として内覧会に参加した長岡市の主婦、星野紀子さん(70)は「牧野さまと徳川家がこんなにご縁があることに感動した。2回、3回と足を運びたい」と興奮した様子で話した。
休館日は毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)。入館料は一般1020円、高校・大学生700円、中学生以下無料。問い合わせは同館(電)0258・47・6130。
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