猛烈な台風21号は1日午前、フィリピンの東の海上を時速約20キロで西北西に進んでいる。今後勢力を強めながら、4日にも日本列島に上陸する恐れがあり、気象庁は最新の情報に注意するよう呼びかけている。
気象庁によると、1日午前9時現在、中心気圧は915ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は75メートル。中心から半径170キロ以内が風速25メートル以上の暴風域で、中心の北東側330キロ以内と南西側280キロ以内では風速15メートル以上の強風域となっている。 2日午前6時までの24時間予想雨量は、いずれも多いところで、九州北部180ミリ▽中国120ミリ▽東海100ミリ。 台風は次第に発達しながら、4日午前、四国沖の海上に到達し、北上するとみられる。西日本や東日本など広い範囲で激しい雨が降る恐れがある。土砂災害や低い土地の浸水、河川の氾濫などに厳重な警戒が必要で、気象庁は早めの安全確保を促している。 台風接近に伴い、前線に暖かい空気が流れ込んだ影響で、31日深夜から1日午前にかけ、島根県中部、石川県中部、徳島県南部などが局地的な豪雨に見舞われた。
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20180901k0000e040265000c.html
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