インターネット依存が疑われる中高生が、全国で推計93万人にのぼるとする調査結果が発表されました。
「中高生のインターネットの過剰使用の病的使用の推計数は93万人。不適応使用の推計数が161万人になります」(鳥取大学医学部 尾崎米厚 教授)
厚労省の研究班は31日、インターネット依存が疑われる中高生が5年間で倍増し、全国で推計93万人にのぼるとする調査結果を発表しました。
依存までは至らないものの、過剰に使用している疑いがある段階も「161万人」いると推計され、あわせると推計250万人以上に問題があるとしています。
「8時間くらい」(中学生)
「10時間くらい」(中学生)
「寝る前までずっと触っている。ついついやっちゃう。依存」(高校生)
「LINEとユーチューバーとか」(中学生)
「1回はまっちゃうと、動画見てたらその次の動画とか見たくなって」(中学生)
研究班は、多くの子どもで成績低下などの問題が起きているとして、医療や相談などの体制を整える必要があるとしています。
「家庭が大変な思いをして対応しているが、事態が良くならないという状況がある。医療や相談の充実も必要だと思う」
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20180831-00000050-jnn-soci