柏崎刈羽3号機に腐食 制御室にも影響か
東京電力柏崎刈羽原子力発電所3号機の換気用ダクトで、腐食による穴が複数あることが分かり、原子力規制委員会が中央制御室の気密性への影響を指摘しています。東京電力によりますと、3号機のダクトで見つかった腐食部分は2か所で、大きなものでは縦5センチ、横13センチの大きさで錆びていました。この中で、複数の穴も見つかりました。さらに7号機でも2か所の腐食部分が見つかり、非常に小さい4つの穴があいていたということです。腐食があったダクトは、原発を動かす中央制御室につながっています。そのため原子力規制委員会は、事故などの緊急時に制御室の密閉性がなくなる恐れがあるとして、詳しく調べる方針です。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180523-00010004-niigatatvv-l15