東北地方で最大震度5弱を記録した地震で、気象庁は9日午後2時50分、青森県から福島県にかけての太平洋沿岸に発令した津波注意報を解除した。
同庁は地震直後に津波注意報を発令。午後0時16分、岩手県・大船渡港で60センチの津波を観測したが、人的被害は出ていない。
岩手県によると、同県沿岸の3市町村は、計2339世帯に避難勧告を一時発令した。大船渡市は1996世帯5555人を対象に避難勧告を出し、同市で約700人が避難。津波注意報の解除に合わせ、避難勧告も解除された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110309-00000080-jij-soci