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下の子いじめにも繋がる「上の子へのNGワード」3つ

第二子が生まれてから、長男長女が赤ちゃん返りをしてしまったり、聞き分けが悪くなったり、まだ小さい下の子をいじめてしまうなんてこと、ありませんか?
今まで自分一人が甘えられる環境だったのが一転してしまい、子どもが戸惑うのも仕方ありませんが、子どもが増えてやることも多くなったお母さんにも余裕がありません。
もしかしたらその余裕のなさから、無意識に上の子にキツイ言葉を投げかけてしまって、悪循環になっている可能性もあります。
そこで今回は、保育士の桜田先生に、“上の子に言ってはいけない3つのワード”について聞いてきたのでご紹介します。自分でも上の子に言ってしまっていたことがないか、この機会にチェックしてみてください。

NGワード1:「お兄ちゃん(お姉ちゃん)でしょ」

ついつい言ってしまいがちなこのおきまりのフレーズですが、一番言ってはいけないことなのだとか。
『お兄ちゃん、お姉ちゃんなんだから、我慢しなさい。で押し付けてばかりいると上の子も我慢の限界で爆発してしまいます。「こんな思いをするなら、下の子なんていなければいいのに」なんて思いにつながる事もあります。
一方的に我慢させるのではなく、譲ってあげる気持ちを教えてあげる事が大切です。譲れない時は、無理やりさせたり怒ったりしないで「次は譲ってあげようね」などの声がけをしてあげてください』
そして上の子が、お兄ちゃんお姉ちゃんらしく出来た時は思い切り褒めてあげるようにしましょう。

NGワード2:「静かにして」

やっと眠りに入りそうな赤ちゃんのそばで、大きい声で話している時につい言ってしまいがちなフレーズです。
『親御さんに何か大切なことを伝えたいのに「静かにして! うるさい!」なんて言われてしまったら、何も言えなくなってしまいます。
状況の判断がつかないお子さんには、赤ちゃんが寝ている時は「コショコショでお話ししよう」などと繰り返し伝えることでわかってくれるようになりますよ』
最初は赤ちゃんが起きてしまったとしても、忍耐強く上の子に状況を理解してもらえるように頑張ってみましょう。

NGワード3:「あっちに行ってて」

下の子を喧嘩で泣かしてしまったり、意地悪ばかりしている上の子にこのフレーズを言ってはいけません。
『「あっちに行ってなさい」と突き放すことでお子さんに反省させようとすることもあるかと思います。
でも、反省どころか「自分なんていない方がいいんだ」などというようにマイナスな意識を植え付けてしまう場合もあります』
意地悪ばかりする上の子に、つい怒って言ってしまいますが、悪いことをしたら“なぜそんな行動をとったのか”、“どうしてそれがいけないことなのか”を伝えることが大切です。

いかがでしたか。下の子を大事にしていながらも、兄弟全員大事ということを忍耐強く上の子に伝えるのを忘れないようにしましょう。親子の絆も深まり、兄弟、姉妹も仲良く円満に過ごすことができます。
そして、たまには意識して手をつなぐなどスキンシップをしたり、下の子を預けて二人でお出掛けする時間を作るということも大切です。
(ライター やまさきけいこ)

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