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子ども支援、どう広げる? 根気強く味方増やそう 行政、民間の取り組み紹介

 子どもの居場所について考える講演会「広がれ、子どもの居場所の輪!~地域みんなで子どもの未来を応援するために~」(県、沖縄子ども未来県民会議主催)が15日、県庁4階講堂で開かれた。社会活動家で法政大学教授の湯浅誠さんをコーディネーターにパネルディスカッションが行われ、行政や地域、学校へどう理解を広げるかについて議論した。「根気強く関わり、居場所の味方になってもらう」「報告会を開き、見に来てもらう」などの意見が上がった。
 パネルディスカッションに先立ち、湯浅さんによる講演「沖縄の子どもの居場所を考える」もあった。

 パネルディスカッションでは、浦添市立森の子児童センター館長の大城喜江子さんが、学習に課題がある中学生の高校進学を後押しする学習支援や、高校生の中退防止も視野に入れたキャリア教育などの取り組みを紹介した。大城さんは「福祉と教育を融合させ、あらゆる角度でつながっていく。小さな機関だからできることかもしれない」と話した。

 南風原町こども課長の前城充さんは、同町が県や町の既存事業を活用し居場所「元気ルーム」2カ所をつくることで、包括的に支援する仕組みを紹介。「活動の成果を報告し、県など関係機関への理解につなげている」と説明した。

 子どもの貧困対策支援コーディネーターの山内優子さんは、学校との連携の取り方を課題に挙げて「支援員がいることで、学校の負担が軽減される。支援員の役割をしっかり理解してもらいたい」と訴えた。

 最後に湯浅さんは「顔合わせ、心合わせ、力合わせ」という言葉を紹介し「シンプルだけど、この順序を飛ばしていく方法はないのだろう」と話した。
琉球新報社



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