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いのちの電話協会:「心」に触れること重要 講座に市民ら500人--高松 /香川

自殺防止のため24時間電話相談のボランティア活動をしている「香川いのちの電話協会」(小島克己理事長、154人)の公開講座が6日、高松市総合福祉会館(観光通2)で開かれた。市民ら約500人が集まった。
 講師は高知県四万十市の大野内科(内科、神経内科、心療内科)の小笠原望院長(59)。「ひとのいのちも自然のなかのもの」と題して、四季の流れに逆らわない生き方や、超高齢者の在宅終末医療などについて話した。
 小笠原院長は、高松赤十字病院勤務時代、同協会の後援会長を務めた。いのちの電話については「症状の向こうの『心』に触れることができるかが、私たちの仕事では重要」と医療との共通点を説明。「これからも相手の心に入っていける言葉を身につけたい」と話していた。
 講演の後には、小笠原院長の著書「いのちの仕舞い」などのチャリティー即売会も開かれ、サインを求めて長い行列ができていた。売り上げの一部は同協会の活動資金になるという。
    ◇
 同協会は4月開講の電話相談員養成講座の受講者を募集している。期間は2年間で、月2~4回の講義と、月2、3回の電話担当実習など。応募資格は23~65歳、受講料3万円。詳しくは同協会事務局(087・861・7065)。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110307-00000186-mailo-l37

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