6日午前7時半ごろ、佐渡市片野尾の水津漁港から東に約100メートルの海上で、同所の漁業男性(82)が海上に浮かんでいるのを漁船で通りかかった漁業男性(53)が発見。いったん同港へ戻った後、別の漁業男性(42)を乗せ、同40分ごろ、2人で海上の男性を救助した。男性は低体温症と肺炎で数日間入院するが、命に別条はないという。
佐渡海上保安署によると、救助された男性は同6時半ごろ同港を出発し、現場周辺でタコ漁をしていたところ、同7時20分ごろ、足を滑らせて漁船から海に転落したらしい。男性はライフジャケットを着用していた。現場の海水温度は6度で、同署の担当者は「救助が遅かったら危なかったかもしれない」と男性の強運に驚いている。
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