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<視覚障害者>転落72%「いつもの駅」…本社・日盲連調査

◇勘違いで踏み外し

 視覚障害者が駅ホームから転落する事故が相次いでいることを受け、毎日新聞は社会福祉法人・日本盲人会連合(本部・東京)と共同でアンケート調査をした。回答があった視覚障害者222人のうち、約31%がホームからの転落経験があり、転落の約72%が「いつも利用する駅」で起きていた。日常的に利用する駅であっても危険が潜んでいる実態が浮かんだ。

 日盲連は全国最大の視覚障害者組織で、会員数は公称約5万人。調査は東京、大阪など主要都市圏の会員計300人を対象に、12月中旬にメールで実施。26日までに222人の回答があった。

 転落経験が「ある」と回答したのは70人。このうち51人が「いつも利用する駅」で転落したとし、「初めての駅」は9人にとどまった。転落の理由(複数回答可)は「勘違いをして踏み外した」が51人で最も多く、骨折など重傷を負った人もいた。転落を防ぐための対策(同)では、「ホームドアの設置」を挙げた人が最も多く、約92%にあたる206人。「第三者の声かけ普及」(170人)、「駅員の増員配置」(161人)と続いた。

 自由記述では、健常者への要望が目立った。「スマートフォンに集中しすぎないでほしい」「車内放送が聞き取れないので、声の大きさに注意して」など。

 日盲連会長の竹下義樹弁護士は「『ホームドアは有効だが、全駅設置は困難』と視覚障害者も感じているようだが、諦めるべきではない。国や鉄道会社も転落防止のために何ができるのか、検討を続けてほしい」と話している。【高橋昌紀、曽田拓】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161227-00000070-mai-soci

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