県警生活安全部によると、平成27年の県内の行方不明者は前年比33人増の1259人だった。男性は前年比40人増の857人、女性は7人減の402人。前年と同様に70代以上が最も多く、次いで20代、30代の順だった。
行方不明者は生活の本拠を離れて行方が分からなくなり、家族などから警察に届け出があった人。27年の行方不明者は70代以上は74人増の322人で、20代が13人減の213人、30代が前年と同じ187人。認知症の患者や同症の疑いがある人は37人増の209人だった。
原因や動機では疾病が344件と最も多く、事業や職業に関係するケースが220人、家庭関係が170人と続く。27年以前に届け出を受理した分も含めて1234人の所在が確認され、うち134人が死亡していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160619-00000013-san-l15