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駆除のクマ 人襲ったとは断定できず

秋田県鹿角市十和田大湯の山林でタケノコ採りの男女4人が相次いでクマに襲われて死亡したとみられる事故で、10日に駆除された雌のツキノワグマの胃か ら人体の一部が見つかったものの、専門家は別のクマが襲った可能性も捨てきれないと指摘する。現場周辺では引き続き厳重な警戒が必要だ。

「襲ったクマは他にいるのではないか」。NPO法人日本ツキノワグマ研究所(広島県廿日市市)理事長の米田一彦さん(68)=十和田市出身=は、13日に行われた雌グマの解剖結果を受けて、そう推測する。

米田さんによると、クマは一つの物を大量に食べ続ける習性がある。実際に雌グマの胃の中には、タケノコが多く詰まっていた。米田さんは、他のクマに襲われて死亡した人を、雌グマが偶然見つけて食べた可能性はあるとみる。

人を襲ったクマが他にいる疑いがある以上、専門家は現場周辺に立ち入らないなどの警戒を解かず、これ以上被害が出ないよう対策を立てることが必要だと訴える。

クマの生態に詳しい獣医師小松武志さん(48)=北秋田市=によると、クマは本来、人に対して臆病で、めったなことでは危害を加えない。ただ、一度襲うと獲物として見るようになり、続けて襲う恐れがある。鈴を鳴らすなど通常のクマよけは通用しないという。

小松さんは「人を襲っても大丈夫だとクマが学習しても、タケノコ採りに訪れる人がいなくなるなどの環境の変化があれば再び人間に対して臆病になる」と説 明。「これ以上被害を出さなければ、同様の事故は起きにくくなる。現場付近に近づくのはやめてほしい」と警鐘を鳴らしている。

 

>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160615-00000001-khks-soci

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