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チャイルドカウンセラーが教える「子どもが心を閉ざしてしまう」親のNG行為5つ

子どもとのコミュニケーションはきちんと取れていますか? 幼児の頃は何でも親の言うことを素直に聞いていた子どもも、成長するにしたがって変化していくものですよね。

最近では「何を考えているのかわからない」「ろくな返事もしてくれない」などと感じているとしたら要注意です。

反抗期だからと思って放っておいたり、逆効果な対応をしていたとしたら、どんどん子どもの気持ちが離れてしまうことになりかねません。もしかしたら、親の言動が原因で子どもが心を閉ざしているかもしれませんよ!

そこで今回は、『WooRis』の過去記事も参考に、チャイルドカウンセラーの資格を持つ岡本直美さんに、“子どもが心を閉ざしてしまう親の態度”5つについてお聞きしました。

 

■1:いつもスマホ片手

一日中、スマホを手放せない人も多いのではないでしょうか? しかし、便利になった一方で、親子のコミュニケーションに支障をきたす場合もあります。

『WooRis』の過去記事「親のスマホ依存も原因に?脳の博士が警告“子どもの成長が遅れる”NG行動2つ」でもお伝えしている通り、実際に顔を合わせて話しているときは活発に働くはずの脳の部分が、携帯電話ごしで話しているとほとんど働かないのだそうです。

「お母さん」と呼ばれて、「何?」と一応返事はしていても、視線はスマホに向けられたまま……というのは、よく見かける光景ですね。子どもが話しかけた時は、いったんスマホを置いてきちんと顔を合わせて会話する習慣をつけましょう。

どのように接するかで、子どもの成長に影響が出てくることや、これからの親子関係に支障が出てくることを考えたら、スマホを見るのもほどほどにしたほうがよさそうです。

 

■2:他の兄弟や友達と比べる

子どもの個性や成長はそれぞれ違って当たり前なのに、ついつい他の兄弟や友達と比べてしまうことはありませんか? 「お兄ちゃんはこんなことしなかったのに」とか、「〇〇ちゃんならこのくらいできるのに」など他の誰かと比べると子どもは心を閉ざしてしまうといいます。

「その子なりのよいところを認めて、進歩や成長を誉めることが大切です。逆に、悪い事をした時は、そのことだけを叱るということを徹底しましょう」とのこと。

 

■3:親の都合で子どもに嫌な思いをさせる

気を付けていないと、親の都合で無意識のうちに子どもに嫌な思いをさせてしまうことはあるものです。例えば、「お父さんを怒らせると面倒くさいから、あなたが黙って我慢して」などと大人の都合で子どもに我慢をさせてしまうこともよくあることです。

また、親は贅沢なことをしているのに、子どもが学校に持っていくはずのお金を出さないなど。子どもの気持ちを無視して、自分の都合ばかり優先していると、子どもは“自分が大切にされていない”と感じてしまいます。小さなことの積み重ねが、やがて子どもの心を閉ざしてしまう原因になってしまうのです。

 

■4頭ごなしに責める

結果としてよくないことをしてしまった場合でも、そこには必ず理由があると岡本さんはいいます。「悪いことは悪い」と叱るのは当然ですが、ただ頭ごなしに責めるのではなく、子どもの言い分も聞く耳を持つことが大切になってきます。

“怒ることで伝わる”ことがある一方で、“怒ることで伝わりにくくなる”こともあるのを理解しておきましょう。

「どうしてこんなことをしたの?」という怒りの感情を子どもにぶつけるのではなく、一度、冷静になってから子どもに向き合うことをオススメします。

 

■5「どうせ」の積み重ねが子どもの心を閉ざす

「どうせ何を言ってもわかってもらえない」

「どうせ何を言っても信じてもらえない」

「どうせ何をやっても認めてもらえない」

等々。この“どうせ……”の積み重ねから、子どもはだんだん親と話をしなくなるといいます。

そして、「もしかしたら自分は親に疎まれているのではないか」「いない方がいいと思われるのではないか」という思いが強くなってくると、子どもはどんどん心を閉ざしてしまうといいます。

忘れてはいけないことは、“子どもはみんな両親が大好き”だということ。そして、“自分が親に愛されているか”ということを子どもはいつも気にしているということ。

だから、何かを一生懸命にするのも“自分のため”ということもありますが、“親に褒められたい”、“親の喜ぶ顔が見たい”という思いで努力する部分が大きかったりするのだそうです。

親にとって子どもは“かけがえのない存在で大好き”ということを、そして、“何があっても味方になる”ということを折に触れて、言葉や態度で伝えることが大切だそうです。

 

以上、“子どもが心を閉ざしてしまう親の態度”についてお伝えしましたが、いかがでしたか? 普段何気なくしている行為の積み重ねが、やがて子どもの心を閉ざす原因になっているかもしれません。

子どもに愛情を持って接することはもちろんですが、自分の感情をぶつけないこと、大人の都合を押し付けないことも大切になってきますね。今まで、どのように子どもに接していたのか改めて見直してみましょう。

(ライター 高瀬真澄)

http://wooris.jp/archives/197023

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