育ての中で「あ~またやっちゃったな……」と、親が反省することは多いですよね。
親も人間ですから感情的になってしまったり、伝え方を誤ったり、失敗することもあって当然! 反省を生かして次に進んでいきたいところです。
そこで今回は、『WooRis』の過去記事を参考にしつつ、アクトインディが調査した「家族の2016年のテーマ」に関するアンケートの“2016年の子育てにおいて、絶対にとりたくない態度”をご紹介します。
■3位:他の子と比較する態度
「他の子はできるのに、どうしてうちの子は……」と思った経験は少なくないはず。また、兄弟姉妹がいると、どうしても比べがちになってしまいますね。
『WooRis』の過去記事「ママ、よその子と比べないで!“子育てママ”がやりがちなNG言動4つ」でもお伝えした通り、その子の成長や努力の過程を見てあげるようにしてあげてください。
ついやってしまう……という方は、比較してしまった際には、子どもにきちんと謝るようにしましょうね。
■2位:子どもの意見を尊重せずにモノゴトを強要する態度
これは公共の場においては、仕方のない場合もあるかもしれません。人に迷惑をかけてしまわないように子どもの意見は後回しに……という状況も多々あるかと思います。
「ダメなものはダメ!」というときでも、まず始めに子どもの気持ちを受け止めてあげましょう。子どもの気持ちに共感したうえで強要するのと、共感しないで強要するのとでは、大きく違います。
また、『WooRis』の過去記事「のびの~び育てたい!“子どもの個性を伸ばす”育て方のコツ3つ」でもお伝えした通り、自主性を尊重したり失敗をさせたりすることで、個性はぐんぐん育まれますので、必要以上に強要することは避けたいところです。
■1位:子どもを否定する態度
昨年はほとんどの親が“子どもを否定する態度”をとってしまったようです。
子ども自身を否定することはもってのほかですが、頭ごなしに「ダメ!」と言ってしまうことは、ありますよね。
でも子どもは子どもなりに考えて行動や発言をしているもの。まずは子どもの話に耳を傾けることを意識してみてください。
親である自分自身も、人から頭ごなしに否定されるのは嫌ですよね? 子どもも一人の人格と意識しながら接していきましょう。
いかがでしたでしょうか? 共感できるものはありましたか?
ちなみに昨年ネガティブな行動をとってしまった理由の多くは、“子どもの行動・態度を黙って見過ごすことができなかった”というものでした。
指導していくのは親の役目ですから、必要なところはきっちり注意し、そうでないところは、ぐっとこらえて子どもを見守っていきたいところです。
一番近くにいる存在だからこそ、よき理解者でありたいですね。
(ライター 沖田かへ)
http://wooris.jp/archives/187142