3月9日の午前中、新潟県から部分日食が見られます。
日本から日食が見られるのは4年前の5月の金環日食以来です。
日本の遥か南のインドネシアでは皆既日食になりますが、生憎と日本からは僅かしか欠けて見えません。
新潟では午前10時19分頃から欠け始めます。
11時9分頃に最も大きく欠け、正午頃に日食は終わります。
日食は特に望遠鏡を使わなくても楽しむことが出来ますが、強い光に目を痛めることがあります。
以下の点に注意してご覧ください。
絶対に直視しない
そのまま直接太陽を見つめるのは危険です。
絶対に止めてください。
通常の市販のサングラスや写真用の減光フィルターでは絶対に太陽を見ないでください。
通常の市販のサングラスや写真用の減光フィルター(NDフィルター)は赤外線に対してブロックされていません。
眩しくなくても、網膜が損傷する危険があります。
昔の本には黒い下敷きやススを付けた硝子を使うことが書かれているものがありましたが、赤外線によって目を痛めることがありますので、絶対に止めてください。
日食用として販売されている専用のフィルターを利用するようにしてください。(星ナビ等の天文雑誌の付録を利用するのが最も容易で確実だと思います
フィルターを利用しない観察方法もあります。
水面の反射、木漏れ日やピンホールによる像を観察する方法です。