毎日、同じことを何度言っても、全く言うことを聞かない子どもに、イライラしているママも多いのではないでしょうか。こんな時、みなさんはどうしていますか?
さすがに手をあげることは、そうそう無いかもしれませんが、それでもイラッとくると、つい怒鳴ってしまう、なんてことはないでしょうか。
しかし、この“怒鳴る”という行為が、子どもの成長にかなり大きな悪影響を与えてしまうそうなのです。
そこで今回は、『WooRis』の過去記事や海外の情報サイト『The Indus Parent』などの記事を参考に、怒鳴ることで“他人との関係を上手に作れない子ども育ててしまう”理由を2つお伝えします。
■1:攻撃的になる
頻繁に親から怒鳴られている子は、攻撃的になると言われています。子どもは、そうした親の対応が社会に受け入れられるものだと思ってしまうからだそうです。
結果、他人に攻撃的になってしまうことで、また親から怒鳴られてしまい、さらに攻撃的になる……、この悪循環に陥ってしまうのです。
■2:情緒不安定になる
常日頃から、親に怒鳴られてばかりの子どもは、精神的に落ち着きがなくなり、情緒不安定になってしまうことがあるといいます。
さらに、他人とのコミュニケーションをシャットアウトしてしまうこともあり、他人との関係を上手に作れなくなったりもします。このことが、将来の夫婦関係にも影響を及ぼすのだそうです。
家族の元からもどんどん離れていってしまうこともあり、安定した愛情に支えられた家族関係を作れなくなってしまうのです。
子どもの意見を、時間を作ってしっかり聞くようにしてあげてください。
以上、怒鳴ることで“他人との関係を上手に作れない子ども育ててしまう”理由でしたが、いかがだったでしょうか? おそらく、どんなママも、子どもに怒鳴りたくて怒鳴っているのではないでしょう。
どうしてもイライラしてしまったり、子どもに対して強く言わないと全く言うことを聞かない、なんていう状況があって、怒鳴ってしまったりすることも多いのではないでしょうか。
子どもに与える悪影響を考えると、できるだけ怒鳴るのはやめたいですよね。
(ライター 吉田和充)
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